この林道に行くルートは何通りかある様だが、今回は国道162号から県道217号を 通ってのルートで行くことにする。そういえば、むか〜しこの先にある向笠峠が通行止でまだ行って なかったので、行けばよかったとちょっと後悔。 |
だが、道がわからん。さまよっている時間はなかったので、写真に小さく写っている軽トラのおっちゃんに道を尋ねてみた。 すると「うちの前を通って行けるよ」と教えてくれた。って、おっちゃん家知らんっちゅーの。 そう言うと「ああ、ではうちへご招待します」となかなか面白いおっちゃんだ。ちなみに 農作業を終えて着替えの最中だったのでパンツ姿だった。 |
おっちゃんの着替えが終わって軽トラの後ろに付いて行くと、1番手前側にあった家。 乗り込んで行くと確かに山へと向かう道が。しかもおっちゃんはわざわざ道路に石で行き道の 説明までしてくれた。うーん、いいおっちゃんだ。 |
だが第一関門。おっちゃんがしきりに「通れるかな〜」と言っていたのがこの黄色いポール。 確かに狭い。軽じゃないと無理だろう。 心配だったのかこのポールを通過するまでおっちゃんは猫を抱えたままずーーーっと見ていた。 |
ポールを無事に通過しておっちゃんの説明通りに進む。 確か800mぐらい進むと分岐が出てくるはずなのにまったく出てこない。 |
おっちゃんを信じていいのか戸惑ったが、やっと分岐が出てきた。 解り難い写真だが、四つ角って感じ。右は県道に出る道で、左奥が国道に 出るようなことを言ってた気がする。林道は左の手前の坂を上って行く。 | |
砂利も小粒なのでなかなか走り易い道。 |
あーあ、日が沈んでしまう。 頂上で夕日を見たかったのに。 |
おっちゃんの説明では、分岐からしばらく行くと左へ曲がるとのこと。 それも切り返ししないと無理なほどの鋭角なカーブ。ジープだから大丈夫かなぁ と言う程に急な上り坂らしい。 も、もしかしてこれか!? |
チャレンジしよと思ったが、どう見ても切り返しできない。ここら辺りでもUターンを試みるが できるもんじゃない狭さ。諦めて進んでみる。 |
すると出てきた。左へ鋭角に、急な上り坂・・・。これが正解っぽい。 それにしてもおっちゃん達はこれ系の車を全部ジープと言う。 うちの親父もそうだが、戦争をリアルで生きていた人はたぶんジープで統一されてそう。 |
上って行くとコンクリからまたダートへ。 |
細いが走り易い道が続く。 |
何かの目印か?ただ枯れただけなのか? |
工事車両多発地帯。 |
そして突然目の前に巨大なイノシシ。右へ下りようとしたのだが網に邪魔されてもがきまくり。 ひとしきりもがいた後、左上に土手を上って行った。ブレブレだがたぶん丸の中辺りにいるはず。 俺には確認できない。 | |
この辺りから道が荒れてくる。 |
あー、太陽がない。写真は比較的明るくとれているが辺りはかなり暗い。 夜仕様のISO1600での撮影だ。 |
うーん、ボコボコ。 |
そしてガタガタ。 |
ようやく目的の道ににたどり着く。入山される方への看板の向こう側から来た。 |
もう眼下には灯りも灯る。 |
さすがによく整備された道だ。 |
せ、整備されているのか? |
やべー、祠撮っちまったよー。と思ったらいつものコレだった。 | |
謎の看板。さっきは三方と書かれた方向に進んだのに、今来た方が三方方面。 てか、元々小浜方面に行きたかったので、この看板を信じずに引き返す。 |
はい、引き返しました。左の道から上ってきた。 |
穴ぼっこ多数。 |
しばらく進むと分岐。確か右方向に行ったはず。 |
はい、また不明な看板。もーわけわからん。 |
道は広くなったものの荒れている。 |
激しく補修の跡が。 |
コンクリ舗装になったりもする。 |
この辺りでウサギが前を通過。いや、イタチだったかも。 |
ちょこっとくずれた跡も。 |
んでアスファルト舗装に変わる。 |
来たのが上中三方方面から。もう夜も遅くなってきたので下の何も書いてない方に下りる。 |
陥没しまくり。 |
崩れまくり。 |
そんな道を下って、旧道へ到着。って、名前違うじゃん。 |
が、初っ端から縁起の悪い看板が・・・。 |
すこーし気にしながらも進むが、車が通った気配があまり感じられない。 |
そしてトドメの"通り抜けできません"の看板。 ふと、ナビで帰宅時間を見ると夜中の3時過ぎになっていた。さすがにこのまま進んだ挙句に 引き返すことになれば4時は確実、下手すれば5時になってしまう。 そう思って引き返すことにした。 |
後書き | |
走るには走れたので良かったのだが、眺めも良さそうな林道ので昼間に来たかった。
夜だと面白さ半減してしまう。時間の都合で夜になってしまう峠や林道も多いが、
ここにはまた来るだろうから、次回は昼間に行ってみたいもんだ。
それにしても道を教えてくれたおっちゃん、親切丁寧なのは嬉しいものの距離感覚が大まかすぎ。
田舎の人ならではなのかも。 |