『杉坂峠』


2004/10/16
標高:590m


所 在 地:滋賀県犬上郡多賀町来栖〜河内


廃村で有名なこの辺りだが、どうしてもこの峠道を通りたかったので行ってみた。 地図ではあちこちに点線の道らしき道が記載されているものの、通れそうにないので 一番まともそうなこの道で行く。
名神高速の彦根インターで下りた場合、国道306号を多賀方面へ向けて南下すると 久徳と言う場所へ着く。 目印は覚えてないが左にローソン、右にローソンと立て続けに過ぎた後だった気が しないでもない。 久徳より国道を左反れて野鳥の森(?)を目指して進む。 すぐに突き当たりになるので左折し、2車線から1車線に戻りしばらく走ると @の場所のたどり着く。目印は右手に神社。通りすぎてしまうほど奥まっているので注意が必要。 その三叉路を神社のある方に右折し橋を過ぎると、いきなり細〜い道に変わる。
この神社の前でとある夫婦が地元の人らしいおっちゃんと話ていたが、その横を山へ向かって 通過して行く俺を不思議そうずーーーっと見ていた。それもそうだ、時刻は17時すぎ。





のぼり始めてしばらくたった所。 こんなとこで対向車にすれ違いたくはないと思った矢先に、なんたら電力の軽が・・・。 なんとか離合できて一安心。



Aの辺り。夕日がすげー綺麗。
って、もうこんなに上ってきたのか?




Bの杉坂峠辺りか? ここからご神木が切りだされたってこと?



しばらく進むと杉の集落へ到着。
でも立ち入り禁止らしい・・・。




色々と詮索したかったが、 暗くなって静まりかえってるのが不気味。
何よりもイノシシの足跡がいっぱいありすぎて怖すぎ。 最近はクマも出るしでやめた。



またこんな道をひた進んで行くと




保月の集落らしき所にでる。 何故か学校跡のところにはトイレも設置され、街灯らしいものもある。
人がいるのか?



またこんな道をひた進んで行くと目の前にデカすぎる鹿が現れた。 すげーと思ったのも束の間、向こうからライトの光が、しかもデカい! 近づいてくると2tトラックが2台、普通車、軽と4台も来やがった。 こんな道を走るなよ〜と思いつつも、 左側の崖ギリギリまで寄せてなんとかすれ違うことができた。



取り忘れてしまったが、この前後に 薩摩杉という杉の大木がある。さっきの杉坂のご神木の言い伝えみたいに、箸を差したように 2本並んで生えていたので、これがご神木?と疑問が疑問を呼んだ。



更に進むと通行止めの看板が・・・。 ここまで来て引き返すのもなんなので、そのまま進んで行くと、Dの三叉路に出た。 写真撮ろうと思ったが、目の前がお墓だったので撮れなかった。



ここから先は地図で見るかぎり 道も太くなっているので安心していたが、それはもーひどい有様。ちょっと前の台風の影響でか 石がゴロゴロ。普通に通り過ぎようとしても、腹を擦ってしまうのでいちいち下りて 石を退けてから進まなければならない。こりゃ通行止めの可能性が・・・。



石を退けたついでに撮ってみた。右側は絶壁で今にも崖崩れがおきそう。 左は川で、デカい石がゴロゴロ。しかも真っ暗すぎ。




後書き
最後の写真の後、なんとか河内の風穴まで辿り付くことができた。 それにしてもE権現谷林道はひどすぎた。普通車でこんなとこに行くのも悪いが、アレはすごい。 ほんとは風穴も見て帰る予定だったが、時間も遅くなってしまい断念。 てか、こんなとこの駐車場が有料なのかよ?たかだか400円ぐらいだったが、 それを見た瞬間行く気は失せた。 この後、石博峠で帰る予定だったのだが、さすがに暗くなりすぎたので 国道21号でのんびりと帰って来たが、朝飯も食わないまま出かけ、やっと飯を食ったのが 20時ってのは辛すぎだわ。




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