『権兵衛峠』


2006/06/17
標高: - m


所 在 地:長野県上伊那郡南箕輪村〜長野県塩尻市


今回の旅は長野方面へ1泊2日で行くことに決めた。だがいつもとはちょっと違い、 観光がメインで、そのついでに峠と林道へ行くって感じ。 いつもは時間に追われまくっているので、たまにゃーこういうのもいいかなと。

で、本日最初の峠がこの権兵衛峠。今回で3回目になるが、たぶん旧361号は通れないままだろう。 それは最初から行く気なんてさらさらなかった。今回はたまたま地図を見ていると、権兵衛トンネルの 横にもー1本361号があるのに気が付いたからだ。なんだこの道は? しかも細々ながら峠まで道が続いてる。これは行くしかないってことで行ってみた。



国道361号を木曽方面へ向かって走る。



このわかり難い交差点。
直進はトンネル。だがここを左へ曲がる。



動物の慰霊碑だったか、石碑の間を通って下る。



一気に道が狭くなる。対向車来たらアウトだ。






なんか道に出た。左は町道。国道は右へ。



丁度交差点の所に権兵衛峠のルート案内板が出ていた。って、遊歩道入り口って書いてあるな・・・。



通りかかった軽トラに乗ったおっさんも、わざわざ下りて看板を見ていた。



そんなにはえぐれてないが、車高の低い車じゃムリ。



たぶん新道へと繋がる道。工事関係のだろうか。



さっきの軽トラのおっさん。先に行かせたが、左の写真の川で滑っていた。土砂だらけだからしゃーない。



なんでこんなとこに車止めてんだろ?



んん? もしかして・・・。



やっぱり道がなーーーい!
てか軽トラのおっさん何やっとんだろ?
川ばっか見とるけど挙動不審。



やっぱり遊歩道だけらしい。さっきの止めてあった車は、この道を歩きに来た人なのだろうか。



ほほー、昔は鍋掛峠って名前だったのか。権兵衛さんが改修してから権兵衛峠になったんだな。 それにしても、昔の峠道と今の車道って全然場所が違うんだな。



てか遊歩道入ってすぐのとこで崩壊気味。いや、それよりもマ●オンだとこの道が国道表示に なっていたが、ただの間違いだよなぁ・・・。



で、入ってきたとこまで戻って、新道の361号を進んでたのだが、右に旧361号へ繋がってるっぽい道を 発見したので行ってみる。



ふつーの舗装された林道って感じ。



旧道へ到着。でも・・・。



あーあ、やっぱり通行止か。しかも秋までって大雑把すぎるだろ。てか、秋ぐらいから冬季閉鎖じゃん? やる気あんのかよ・・・。



途中からなら入れると思ったのに、頑丈なゲートでしっかり封鎖。



うーーーん、カギはかかってないけど・・・。



で、仕方なく新道を通って行く。さすがにめちゃ広くて走り易い。いつの間に開通したんだこれ。



権兵衛トンネル。中はそんなに広くないけどこんなもんかなぁ。



トンネル抜けてすぐに旧道と合流している。なのでとーぜんのように行ってみた。






ドリフトやるには適したコーナーがそろっている。






あーあ、やっぱり工事中の看板だよ。って、ゲート開いとるがね? ど、どーしよっかな・・・。



さすがにダンプだのなんだのと来そうだったので、その横にあったこの道へ行くことにした。



え?もしかして本物の峠道に繋がる道かこれ?



期待して進んだのに、道がありませんって看板がでていた。なんか人ん家の庭に行くだけみたいなので引き返す。



しゃーないので、旧道を通って次の目的地まで行くことにした。ここ左に行く、前々回リアタイヤ落とした道へ行ける。



次の目的地へ行くため奈良井ダムの横の道を通ってた時、ふと怖い話を思い出した。

あるサーフィンの凄く上手な青年が居たらしいのだが、ある時、溺れて死んでしまった。 彼女は、彼が溺れるなんてあり得ないと死体を見に行ったのだが、1人分の死体のはずなのに 上に掛けられているブルーシートはどう見ても2人分。なぜか長かったらしい。 とにかく死体を見るまでは確信できないと警察官に言い寄ったのだが、 警察は見ない方がいいと。それでもお願いしてやっと死体を見ることが出来たのだが、 彼の足首を見て驚いた。老婆がしがみ付いていたらしい。何をやっても老婆の手が外れず、そのまま ブルーシートを掛けていたので長かったのだ。その老婆、少し前から行方不明になっていた人らしい。 見つけてもらいたかったのだろうが、巻き込んじゃいかんだろと。これ、実際にあった話らしい・・・。




後書き
3度目の正直を狙った権兵衛峠。やっぱりダメだった。でも、こっちが本物の峠だってこともわかったし、 元々の名前が鍋掛峠ってのもわかったので収穫はあった。 それにしても旧道はいつ通れるようになるのだろう。このままなくなってしまうそうな勢いで心配である。




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