『県道28号 岩崎西目屋弘前線(通称:白神ライン)』


2008/08/09


所 在 地:青森県西津軽郡深浦町〜鰺ヶ沢町


さー、2008年度最大、いや、今世紀最大と言っても過言ではない林道旅行が始まる。今までは北海道なんて行く必要ないなーと思っていたが、 林道を走り出してからは、どうしても北海道の林道を走ってみたくて辛抱たまらんかった。それがやっと叶うことになる。 だが問題は旅費だ。この時期は丁度原油高騰で1リットル180円超えで、満タンに入れると今までと3,000円近くも違う。 おまけにジムニーは高速を走るとリッター7kmぐらいしか走らないので、たまったもんじゃない。 って事は脳裏に置いとくとして、いつもどおりなんとかなるさと出発となった。



青森出身の上司からのアドバイスで、とりあえず日本海側から行くことになった。高速は全部繋がってはないが、 その分高速代は安いし、太平洋側から行くよりも100kmぐらい距離的に短いらしい。でも1,000km。 まー実家の九州までは980kmなのでほぼ同じ。これぐらいはたいしたこたない。ということで、21時半に出発。



出発して岐阜に入った途端、物凄い雷と雨で幸先のいいスタート。こんなんで大丈夫かよ? と心配になりながらも快調にぶっ飛ばして行く。 で、時刻は4時半。ここがどこだかわかりません。地道区間だからたぶん山形か秋田。



時刻は5時すぎ。山形か秋田の有料道路っぽいとこ。やっと前方に朝日が出て来たとこ。高速では2回給油でSAに寄ったけど休憩はなし。 しかもハイオク196円! たけーだろそれっ!! ちなみに、今回は北海道旅行のため、ハンドルブルブル現象をしっかり対策してきので 安心してぬあわkmで走っていたら、高速のSAに入るとこで早速ブルブル現象再発。たまたまSAに入るとこだったのでよかったが、 普通に走ってる時だったら・・・怖すぎる。



時刻は6時前。雲が怪しい。有名な予言者の言うことにゃ、2008年のお盆に関東大震災だったか東海大震災が起こるとのこと。 それも含めて北海道へ逃げることにしたのだが、その予言を思わせるような地震雲のような。



8時半になんとか青森に突入。11時間もかかってしまったが、やっぱり九州に行くよりも高速が繋がってないからか時間は かかるみたいだ。で、早速上司に聞いた観光スポットの十二湖へ行く。青池だけ見てきたが、確かに青くて神秘的な感じはあるが、 水面は汚いのね・・・。これで400円かぁと思いながらも、せっかく青森に来たんだしと自分に言い聞かせた。



次の目的地でもある十和田湖へ行こうと思い、1番近いルートでもあった県道28号 白神ラインを通ってたら突然のダート。 カメラは閉まってたし、一部だけだろうとしばらく進んだが、一向に舗装路には変わらないので途中から撮影開始。 それにしても県道でダートですか? さすが東北だ。









県道だけあってか道は比較的いい。






勾配がちょっときつくなるからか舗装路に変わる。






なんじゃこりゃ? と思ったが、看板には一ツ森公衆トイレと書いてある。

こんなダートの県道に立派なトイレなんて必要が?












なんか看板が。弘前まで73kmらしい。

って、めちゃ遠いがね。ずーっとこのまま進むのだろうか・・・。



横には林道 茶臼岳線ってのもある。通行止の看板はあるが、行けそう? でももー体力的にきびしい。すでに24時間以上起きてるし。



はい、右の写真のとこが一ツ森峠。ちっとも峠らしくはないので素通り。



県道なので普通の車も走っている。









一ツ森林道の看板があるけど、どの道が?

脇に道がありそうなので、そっちか?

































大型は通れないような橋を通る。






ここも部分的に舗装路。






なんか道がある。

さすがに遠すぎて林道の名前は見えないが、通行止の看板がおいてある。


















写真からでも勾配のきつさがわかる。






げー、まだ10kmしか走ってないんかよー。


















ここでまた舗装路。



白神山地が見える。あちこちからちらちらとは見えるけど。






普通車が止まっとるけど何しとんだろ。



たぶんこの景色を見てたんだろな。






って、峠じゃん?



はい、天狗峠で記念撮影。



天狗峠待ち合わせ場所と天狗峠を反対側から。



天狗峠と整備中の看板。整備中ってことは、その内舗装するのだろうか? もったいないなぁ。









なんでこんなにガードレールボコボコ? 雪なのか落石なのか気になる。






まだ弘前まで59km。とーいー。





















対向車とすれ違ったのかな? 埃まみれ。















県道なので軽トラも当然走っている。

挙動不審だったけど。












ここにも綺麗なトイレが。

確かにこんな長かったらしっこもしたくなるわな。

しかも2台ぐらい止まってるし。



ちょろっと舗装路。






この先で分岐がある。

てか、九十九折の連打っぽいが、林道のスピードだとそんなに気にならない。



たぶんこの訳のわからん写真が分岐。

で、三叉路のはずだがなぜか四つ角になっていたと思われる。



よーわからんままてきとーに進んで行くとゲートを通る。そして看板。この看板見て気がついたらよかったが、写真はほとんど見ない ので気が付くことはなかった。いや、たぶん疲れてたんだな。



しばらく進んで、間違いだと気が付く。でもこっちはこっちで、赤石川林道なので、こっちに行きたい人はどうぞ。俺はUターン。



元の道に戻って進んで行く。















左にある看板には

岩木山 45km
暗門の滝16km

と書かれている。どれも知らねー。



ここで峠っぽいとこに到着。てか、車埃まみれ。リアのドア開けたら室内にまで埃が侵入。結構えらいことになっていた。



記念碑とかも置いてある。でもこれだけ。















それにしてもこの辺りは道がいい。たまに細くなるけどいいペースで走れる。






弘前まで46km。

約30km走ってきましたが、まだですか?












脇道はあるけどロープで封鎖。












ここにもトイレっぽいとこがある。



あ、また峠に到着だ。



はい、津軽峠です。てか、バス停があるってことは、バスが来るのか?ってことは、登山客とかが来るのかな?



ジムニー抜きでの峠の写真。



峠を越えるとバスも来るからか道が更に良くなる。



峠をちょっと下ったとこからの景色。うーん、なかなかだ。






ぷち舗装区間。






軽が藪に突っ込んどるけど、じーさんが乗ってたよーな気がする。






道がいいもんで、対向車は結構なスピードですれ違う。お陰で埃まみれ。















うーん、結構気持ちいい。



たまに砂利が深いとこもあるので、突然ハンドルも取られる。












弘前まで35km。走り始めた時は73kmぐらいだったので、軽く40km以上ダートが続くいている。












おっ、ゲートだ。どうやらここでダート区間は終わったらしい。



こっから先は舗装路。

やっと抜けたって言うか、ちょっと残念というか、びみょーな気持ち。



白神ラインを出て2時間半後の写真なのでどこの山かわからんが、広い景色で有終の美とする。



最後に動画。でも気合を入れて見なければならない。過去最長の30分もある。容量なんて147MB。アホかっちゅーほど。 3.6倍ぐらいにしているので、実際は2時間近くもかかっているってことだ。まーみたい人はどうぞ。無理強いはしません。




後書き
長い、とにかく長い。県道なのにダートで40kmを軽く越えるほどの道のり。 写真の枚数も350枚を超える量なのでこのページ作るのも大変すぎ。 ただ、県道だからか道の状態は悪くない。後半なんてかなり快適に走れる。 その分一般車もそれなりに、それなりのスピードで走って来るので 注意は必要。峠も一ツ森峠・天狗峠・津軽峠と三箇所通過することも出来るのでお得な感じ。 行く機会があれば是非とも行くべきだろう。十二湖はそんなにオススメはしないけど・・・。

ちなみに、下のリンクは北海道のページを全部アップしたら繋がるようになるので、現在はリンク切れの状態になっている。 見るだけ無駄なので見ないように。




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